いつ起こるかわからない災害に備え、防災バックを用意できていますか?
オムツやミルク、アレルギー食など、子どもを連れて避難する際に必要となるものを、家族で確認しておきましょう。
今回は、100円ショップで手に入る防災グッズについてまとめてみました。
110円の非常用袋・リュック
長時間持って歩くことも想定し、バックの強度や使いやすさなどにもこだわりたいところですが、まだ何の防災グッズも準備していないのなら、まずは100円ショップで非常用袋を用意してみましょう。
非常用袋L873
ダイソーオンラインショップで販売されている水や救急用品などを入れておくことができるリュック型の袋(サイズ:縦32.5×横43.5cm)。
袋の表面の赤枠部分には、名前・血液型・住所・緊急時連絡先・避難場所(集合場所)・備考を書くことができます。
袋の材質は「ポリエステル」、補強部分は「ポリウレタン」からできていて、コンパクトに折りたたむことができます。
実際にママライターが購入してみたところ、 “布地は薄くて軽い” という印象を受けました。
また、紐が細いため重い荷物を長時間背負うと紐が肩に食い込みます。紐は大人でも十分な長さがあり、子どもや小柄な女性が背負うなら事前に紐の長さを調整する必要がありそうです。
身長95cmの幼児が背負ったところ、肩紐を20cm以上短く調整しました。(上図参照)
袋本体は軽くて薄いという利点から、防災バックの中に予備として入れるなど簡易的に使用する分には十分だと感じました。
110円の手袋・軍手
災害が起きたとき、軽作業や瓦礫の撤去などで役に立つ「軍手」。
同ショップでは、保温性に優れた「裏起毛軍手」、灰色の布地で作られた「汚れが目立ちにくい軍手」など、様々な用途に適した軍手が販売されています。
スベリ止め手袋(ナイロン、M)
スベリ止め付きで、一般軽作業に最適な「スベリ止め手袋」です。
手袋本体はナイロンでできています。
Mサイズは縦20.5×横11cmで、色はブラックとホワイトがあり、Lサイズ(縦21.7×横10.5cm)もあります。
コットン入りの「スベリ止め手袋(コットン入 M)」という商品もあります。
110円の手動ライト・330円の伸縮ランタン
夜の視界が悪いときや災害によって電気が止まってしまったときに役立つのが懐中電灯です。
手動発電2LEDライト
ストラップ付
手動で発電できるライトです。
持ち手部分には上下2つのボタンがあり、上(ライト側)のボタンを押すと、内蔵電池によってライトが点灯します。ただし、内蔵電池は交換できない使い捨てタイプです。
下のボタンを押すと、購入時は持ち手の内部に収納されていた発電用の手動ボタンが出てきます。この手動ボタンを本体(持ち手)ごと握りこむ(内部へ押し込む)とライトが点灯します。
我が家では以前、棒状のグリップを回して発電するライトを準備していたのですが、子どもがうまく回せませんでした。
上記のような本体ごと握る・離すを繰りかえすタイプのライトにしたところ、子どもでも点灯させることができました。
ただし、点灯中はずっと握る・離すを繰り返す必要があります。
伸縮ランタンライト
(6SMD)K814
同ショップで330円で販売されており、ランタンとして周囲をしっかり照らすこともできますが、コンパクトに収納することもできる優れものです。
使用する電池は単3乾電池3本で別売のため、事前に電池を用意しておきましょう。
点灯のため展開すると縦8.5×横8.5×高さ24.5cmになり、収納時は約縦8.5×横8.5×高さ12.2cmになり、高さが約半分にまで伸縮します。
まとめ
災害はいつ起こるか予測が難しいため、事前準備が必要です。
身近なお店で手ごろな価格で購入できる防災グッズなら、普段のお買い物のついでに手に取りやすいのではないでしょうか。
実際に使ってみると、防水仕様で収納力のある防災リュックが良いと思う場合もあれば、子どもをおんぶして避難することを想定してキャリータイプの防災バックの方が持ち運びやすいと感じるなど、家族構成や年齢、避難所までの道のりなどで、防災バックの種類1つとっても家族で検討が必要です。
メーカーによっては、布製の軍手より革製手袋の方が丈夫で長時間の瓦礫撤去などに向いていると感じたり、洪水や台風による避難を想定し防水仕様の懐中電灯にするなど、あらゆる災害に備え、今から準備を始めてみましょう。
出身は茨城県。園児の息子が1人。
趣味は漫画・アニメ鑑賞。
オタク気質で、息子に買い与えたはずのミニカーに私がドハマりし、いつの間にか立派なミニカーコレクターに。
好物はフライドポテト。減量を諦め、現状維持に励む日々。